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【ネタバレなしレビュー】Summer Pockets REFLECTION BLUE

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

今回はノベルゲーで有名可と思います、
Keyの作品である、サマポケをレビューしていきます。

オリジナル版ではなく、
完全版として発売されたREFLECTION BLUEのレビューです。

これからプレイされる方はREFLECTION BLUEの方をプレイすることをおすすめします。

概要

タイトルSummer Pockets REFLECTION BLUE
発売日2020年6月26日
ハードNintendo Switch,PS4,PC,Android,iOS
感想ルートごとに好みはあれど平均点は非常に高いと感じた
正規ルートが個人的には非常に好みで驚きや感動があった
BGMが全体的に素晴らしい

ビジュアルアーツのゲームブランドKeyから発売された
恋愛アドベンチャーゲームです。

Keyのゲームをプレイされた方はわかるかもしれませんが、
恋愛シミュレーションゲームと言いつつ、
笑いあり、感動ありのストーリーで、
読み物として非常に楽しめる作品になっています。

あらすじ

主人公の鷹原羽依里(たかはらはいり)は
夏休みになくなった祖母の遺品整理のために鳥白島という島を訪れます。

そこでは田舎の同年代の新しい仲間と出会い、
その島の生活を楽しみながら色々な出会いを深めていきます。

そしてこのゲームで僕が感じたテーマは、「家族愛」です。

あらすじだけだと、どこに家族が出てくるんだと感じますが、
プレイしていくうちに多くの方がその家族愛に感動することになると思います。

これにてついては、
結構なネタバレになりかねないので、
気になる方はぜひプレイしてみてください。

評価

総合評価
73/100(秀作)

ボリューム60時間程度で全ルートクリア
ストーリー 4.5
ヒロインの魅力 3.5

今回はゲーム性を求めてプレイするゲームと言うよりは、
ストーリーを楽しむためのゲームのため、
ほぼストーリーのみを評価対象としました。

よかったところ

ストーリー本編がおもしろい

ノベルゲーである以上は
どうしても評価に中心にせざるを得ないのがストーリーです。

そしてそのストーリーが個人的には結構好みでした。

家族愛をテーマにしたお話で、
途中で絶望感を味わうことや、
各ルートで分かったとこが徐々に繋がっていき、
最終的に1本の話にまとまる感じです。

真エンドまでたどり着いたときには、
心のそこから「よかったなぁ」と思えました。

ネタバレなしのため、詳しくお話出来ないのは残念ですが、
高校生のひと夏の話からどんどん発展していき、
気づけば感動できる家族愛の話になっていきます。

気になる方はぜひプレイしてみてください。

耳に残るBGM

Key作品といえば頭に残るBGMというイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。

その昔前のCLANNADやAIRなどは
神曲が多かったという印象の方もいらっしゃるかと思います。

本作もそこはしっかり継承しており、
耳に残るBGMが数多くありました。

オープニングやエンディングだけでなく、
普段の会話のBGMが印象に残るというのは個人的には非常に高評価でしたね。

ルートに入るのに特殊なフラグ管理はない

一昔前のアドベンチャーゲームというと
僕の場合はルートに入るためのフラグ管理が非常に大事で、
調べながらじゃないと話を進めるのも難しいというものがあった印象です。

しかし、そこは流石に最近のゲームと言うだけあり、
本作は、ルートに入りたいヒロインのところに自由行動時に行っていれば
自然とそのルートに入る事ができていたように感じました。

実際僕はプレイしていてあんまり選択肢を調べたりすることはありませんでした。
ここは好みもあるかもしれませんが、個人的には本編の話が気になるため、
こういったところで労力がかからないのはありがたかったです。

気になったところ

攻略順がネタバレに影響する

このゲームは、ネタバレ無しで順に話を理解しながら進めようと思うと、
結構ルートの攻略順が大事になります。

その中で1つ大きな問題があり、
スマホ版の無料ルートが
メインヒロインであるしろはというところ
です。

お試しプレイなので最初にメインヒロインで魅力を伝えるというのはわかるのですが、
話の本筋の部分でもあるため、しろはルートで興味を持った人が
その後他のルートに行った際に直接本筋とは関係無かったり、
重要なネタバレを知ってしまった状態でプレイする事になったりなど
本編を楽しみきれない順番でプレイすることになる可能性があると感じました。

過去にKey作品をプレイしたことがあり、
今回も最初から最後までやるだろうという方は、
無料ルートにこだわらず、ネタバレの少ない順でプレイしてほしいですね。

ネタバレの少ない攻略順くらいは調べて始めるのも良いのではないでしょうか。

本編に直接絡まないルートもある

複数のヒロインがいる
恋愛シミュレーションゲームという都合上、
仕方ないことかもしれませんが、
本編にはあんまり絡まないルートなどは一定数存在します。

個人的には本編が気になっていたぶん、
そういったルートをプレイしているときには
あんまり楽しめなかったですね。

もちろんヒロインにも好みがあるので、
プレイする方の感じ方は大きのかなとは思います。

おすすめのハード

このサマポケですが、
最初に書いた通り、
非常にいろんなハードでプレイする事ができます。

個人的なおすすめハードはスマホ版です。

僕は普段はスマホで全くゲームをしないのですが、
この作品はスマホでプレイしました。

スマホ版がおすすめの理由は簡単ですが2つです。

  • 一番手軽にプレイできる
  • 安い

どちらも単純明快ですね。
こういったノベルゲーはそこまでスペックを要求するものでもないですから、
最近のスマホだと十分快適にプレイする事ができますよ。

そしてなぜか他のハードより圧倒的に安いです。

Switch版は7,500円なのですが、
スマホはすべてのルート合わせて5,000円程度です。

さらに、スマホ版はなぜかルートごとに購入できたりしますので、
合わなければすぐに辞めることも出来ます。

しかも先程挙げたように、
メインヒロインのルートが無料でプレイできます。

スマホはちょっとという方は次点でSwitchですね。
これも手軽にプレイしやすいからです。

結論:笑いあり、感動ありのノベルゲー。Keyの作品が嫌いでない方は無条件でおすすめ。とりあえずやってから決めたいという方はスマホ版でお試ししてから決めても良い。

今回はSummer Pockets REFLECTION BLUEをレビューしました。

ガッツリストーリー重視のゲームでありながら、
極力ネタバレを回避しようとしたので、
ほとんど内容に触れる事ができませんでしたが、
Key作品が好きな方には非常におすすめできる作品です。

元々僕がプレイしたのは、
なんとなく夏っぽいゲームがやりたいと思い立ったからなので、
ぜひプレイされる方は夏にプレイしてみてください。

もし冬にこの記事を御覧頂いている場合は、
仕方がないので冬に1周してからまた夏にもう1周プレイしましょう。