比較的新しい、
メトロイドヴァニアの作品である
ENDER LILIESについてレビューしていきます。
個人的には最近やったメトロイドヴァニアのゲームでは
正直1番おもしろかったので、
良かったところ、気になったところなどについて
お話できたらなと思います。
Contents
概要
タイトル | ENDER LILIES QUIETUS OF THE KNIGHTS |
発売日 | 2021年6月21日 |
ハード | PC,PS4,Switch,Xbox One,Xbox Series X/S |
ジャンル | メトロイドヴァニア |
ゲームの雰囲気やタイトルなどからなんとなく
洋ゲーかと思いましたが、
調べてみると日本の会社が作っているゲームでした。
本作は、横スクロールアクションRPGで、
探索要素と成長要素などを備えた、いわゆるメトロイドヴァニアと呼ばれるジャンルです。
ですので、様々なスキルがあったり、
能力値をプレイヤーの好みに合わせて振っていくといった要素を持っています。
主人公が呼びかけで目覚めるところからスタートし、
黒衣の騎士とともに、自分の失われた記憶と
この世界になにが起こったのかを探していくというのがストーリーになります。
ストーリーの通り、主人公も全く知識がない状態から始まるため、
このゲームをするにあたっての事前知識などは一切必要なく、
物語を進めて行く事にプレイヤーも主人公も世界のことがわかるようになっていきます。
評価
総合評価 93/100
正直めちゃくちゃたのしめました。
これまでプレイしたメトロイドヴァニア作品の中でもかなり上位でしたね。
個別の良かったところは後ほど触れていきますが、
最近のゲームにしては少し不便なところがあるものの
そこそこの難易度と、操作性を兼ね備えている、
非常に素晴らしい作品だったと思います。
ゲーム性:3.5/5.0
ゲーム性自体はよくあるメトロイドヴァニアといった感じです。
プレイを進めるごとにできることが増えていき、
そして行けるエリアも広くなってきます。
このゲームは割と最近のメトロイドヴァニアなので、
マップ上にそのマップで撮り逃し要素が残っているかなどの表示がされているので、
進む先に困ったときにどこに行けばいいのかがわかりやすいのも良かったです。
ゲーム全体として、難易度は高いと思うのですが、
後ほどご説明するように、敵の予備動作がしっかりしているなど、
あんまり理不尽に感じる様は少なかったのも良かったです。
ストーリー:2.5/5.0
ガッツリ細かいところまで描写があるというよりも
フレーバー的なストーリーではあるのですが、
ソウルシリーズ等よりはずいぶんとわかりやすい作りになっています。
主人公が記憶をなくした状態から始まるため、
プレイヤーと同じ状態で、
どんどん真実がわかってくるという作りなのがよかったです。
とはいえ、ストーリー重視のゲームではないかなというのが個人的な感想ではあります。
戦闘:4.0/5.0
個人的には戦闘が非常に良かったです。
- 無敵時間のある回避行動がある
- 敵が攻撃する前に目が光るという演出がある
という2点がこのゲームでは非常に気に入っているところになります。
2Dアクションゲームはダッシュはあっても無敵時間付きの回避がなかったりして、
敵をすり抜けるのが難しかったり、
敵に当たるだけで体力を持っていかれたりなどして、
結構ストレスになることがあったんですよね。
それが、今作では上記2点の仕様により、
敵の攻撃を事前に察知し、回避できるようになっているため、
爽快にプレイする事ができました。
また、ゲーム性とも絡むところですが、
本作は非常に豊富な攻撃手段があるため、
いろいろな攻撃手段で敵と戦えるのが良かったです。
ただし、スキルの数に対して、スキルポイントを入手する方法が少なく、
いろんな種類のスキルレベルを上げたければマラソンが必要となるなど、
スキルレベルを上げるハードルが高いというのは残念なところでした。
たくさんスキルあるのは嬉しいので、
個人的にはいろんなスキルのレベルを上げて使ってみたかった気はします。
結論:難易度高めのメトロイドヴァニア。それでも理不尽な要素がなく非常にプレイしやすい。
今回はメトロイドヴァニアの
ENDER LILIES QUIETUS OF THE KNIGHTS
に付いてレビューしてみました。
個人的には最近プレイしたメトロイドヴァニアの中でも
かなり上位の面白さでしたので
購入を検討している人は是非プレイしてみてほしいです。
また、キャラクターデザインなども非常にとっつきやすいと思うので、
絵が気に入ったという人もプレイしてみてほしいです。