PC PR

【ネタバレなしレビュー】サイバーパンク2077 仮初めの自由

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

今回は2023年に発売された
サイバーパンク2077の大型DLC「仮初めの自由」をレビューしていきます。
ゲーム本編については以前レビューしておりますので、
そちらもご参考にしていただければと思います。

概要

タイトル仮初めの自由
発売日2023年9月26日
ハードPS5,Xbox SeriesX|S,PC
感想ボリューム、内容ともに大型DLCとしての出来が非常に良い
本編が好きな人は絶対に買い
エンディング分岐が増えるなど本編にも大きな影響がある

あらすじ

※あらすじの章では少し本編のネタバレも含まれますので、
まだプレイされていない方は飛ばしても良いかもしれません。

Relicが体内に入り余命が少なくなっているVのところに
ソングバードと名乗る凄腕のネットランナーから突然連絡が入ります。

このソングバードはVの意識の中にしかいないはずの
ジョニーの存在も認識する事ができるなど、
その実力はかなりのものであることが伺えます。

新アメリカ合衆国の大統領を救ってほしい。
そうすればRelicを取り除けるように協力するという依頼を受けます。

なんとしての生き残りたいVはその依頼を受け、
ナイトシティよりのはるかに治安の悪いドッグタウンへの入っていきます。

そして、ドッグタウンのなかで
様々な人と出会い、プレイヤーにも多くの選択が迫られることになります。

最後にはRelicを取り除くことができ、
無事に生き残ることができるのかは
ぜひプレイしてほしいです。

評価

総合評価
97/100(神作)

※本編が好きな人の採点です

ボリュームDLCだけで15時間以上は遊べます。
ストーリー 4.5

その他のゲーム性などは本編の評価のとおりです。

今回はDLCのみでの評価ということで、
本編での追加要素ということを念頭において、
その出来を自分なりに評価しています。

つまり、本編に追加する要素としては、
非常によく出来ており、
本編が気に入っていた方はほぼ必須で買った方がいいと言いたいです。

良かったところ

本編よりも壮大と言っても過言ではない壮大なストーリー

仮初めの自由はDLCなのですが、
突然新アメリカ合衆国の大統領が出てきたりするなど、
話のスケールがとても大きいです。

プレイヤーの選択次第ではありますが、
最後には宇宙などのワードも出てきたりしますので、
そのあたりはぜひプレイしてみてほしいです。

DLCの中でも選択肢によってストーリーが分岐する

本DLCのストーリーは壮大というお話をしましたが、
その中で、Vがどのように立ち振る舞うのか
というところはプレイヤー次第なので、
壮大な物語を自分視点で楽しめるDLCだと思います。

数名いる味方の中にもそれぞれの思惑があり、
どの人に味方するかはプレイヤー次第なので、
気になる方はすべてのパターンを試してみたりするのもいいと思います。

出てくるキャラたちが魅力的

DLCで出てくるキャラクターたちはとても印象に残るキャラが多かったです。

いろんな好きなキャラが居る中で、
どの人に味方するかを選ばないと行けない酷な選択もありました。

また、既存のキャラであるジョニーも出番が多く、
ジョニーについても深く知れるいいDLCだと思いました。

ランダムに無限湧きするイベントの追加

サイバーパンクはこれまで消化型のジョブが多かったのですが、
無限湧きするランダムイベントが追加されました。

ランダムイベントには

  • 車両配達
  • 物資投下

の2つがあります。

車両配達

まちなかを歩いていると
突然車を盗んで、指示された場所まで移動するジョブが発生します。

移動中には、

  • 車を傷つけるな
  • 制限時間内に届けろ
  • 追手を無力化しろ

などの追加の注文があり、
それらを達成すると追加報酬がもらえるという感じのジョブです。
これを達成すると、
Vが車を購入するときに割引が使えて、
スーパーカーを非常に安価に購入する事ができたります。

物資投下

こちらはドッグタウン内で発生するランダムイベントで、
ドッグタウンで周りを見渡して、
赤い煙が出ている箇所が目印です。

赤い煙が出ているところには
アイテムが落ちており、
多くの場合はこの物資を巡って周りで戦闘が起きているため、
敵を倒すことでアイテムを取得できます。

アイテムの中にはアイコニック武器などもあるので、
収集が好きな方は沼る人も多いのではないかと思います。

DLCからプレイしたいひとのために、本編のストーリーをDLCまでカットできる

仮初めの自由は結構本編の後半でプレイ可能になる要素なのですが、
DLCをダウンロードして最初からプレイをすると、
最初から始めるか仮初めの自由に入れるところまでカットするかを選択できる仕様です。

個人的にこれは画期的だなぁと思いました。

新しいキャラでプレイする場合も
すぐにDLCから始めることができるので、周回プレイもしやすいですよね。

ただし、ver.2.0を初めてプレイする場合は
最初からプレイすることを僕はおすすめしたいですね。

気になったところ

正直DLCに限っていうとないです。
本編での気になったところと同じなので、
DLCという追加要素としての評価は非常に良かったです。

本当にいちゃもん程度でいうと、
追加要素である、車両配達は、
車を安く買う事ができるチケットをもらえるのですが、
車自体はあんまり複数台持つことには意味がなく、
しかも、物語終盤でもあるので、
車両配達をするモチベーションは低めだというくらいだと思います。

物資投下は武器が拾えるので
モチベーションは保てたんですけどね。

結論:本編が好きな方は絶対に買いのDLC。個人的には歴代のDLCの中でのトップレベルに良かった。

今回はサイバーパンク2077の大型DLC「仮初めの自由」のレビューをしました。

僕は本編に大ハマリしたタイプなので、
必然的に仮初めの自由も評価が高くなりましたが、
DLCの出来自体で見ても非常に良いと思いました。

他の作品でいうと、BloodborneのDLCくらいは非常に印象に残るDLCでしたね。

本編をクリアしている方にはぜひプレイしてみてほしいと思います。