今回は2020年に発売された、
サイバーパンク2077のVer2.0についてレビューしていきます。
2020年に発売されたものの、
2023年に大型のアップデートがあり、
育成要素などが大幅に変更になりましたので、
今回はアップデート後のレビューになります。
本作は多くの方から神ゲーと名高い、
ウィッチャー3を手掛けた、
CD PROJECT REDが開発した、
1人称視点のオープンワールドRPGです。
僕は以前ver1.6くらいのときにクリアしているのですが、
今回ver2.0になって改めて最初からプレイしましたので、
その感想をレビューしていきます。
大型DLCの仮初めの自由もプレイしておりますが、
そちらは大型過ぎて感想が長くなってしまうので、
また、別の記事にてご紹介したいと思います。
Contents
概要
タイトル | サイバーパンク2077 |
発売日 | 2020年12月10日 |
ハード | PS4,PS5,Xbox SeriesX|S,Xbox One,PC |
感想 | サイバーパンクな世界観が好きな方は非常に楽しめる 2.0になって育成要素が大きく変わり、より楽しめるようになった 新たに追加されたダッシュなどのアクションでスピード感もアップ 改めてプレイするとより物語にのめり込めてよかった |
本作は発売当初はバグが多すぎて、
ガッカリゲーと言われていたものの、
度重なるアップデートを経て、
多くの人から高評価を受けているゲームへの成り代わったゲームです。
評価
総合評価
92/100(神作)
ボリューム | 4.5 |
ストーリー | 3.5 |
難易度調整 | 4.0 |
ゲーム性(アクション、育成要素) | 5.0 |
正直個人的にはまじでおもしろかったです。
育成要素の豊富さや、
ストーリーはかなり好みがあるとは思いますが、
僕は主人公に感情移入して、
最後までものすごく楽しむ事ができました。
まだプレイされていない方は、
オープンワールドゲームに拒絶がなければ
ぜひプレイしてほしいです。
ボリューム
オープンワールドゲームではありがちですが、
メインミッションだけをやればそこまでのボリュームではないですし、
サブミッションなどをこなしていると
かなりの時間遊べるような感じのボリュームです。
その辺も好みに合わせてプレイヤーが選べるというのが、
オープンワールドの強みであり、
楽しみ方の一つかなと思います。
ちなみに僕の場合は、気づいたら100時間くらいやっていました。
ストーリー
本作はV(ヴィー)という主人公になり、
サイバーパンクな世界で成り上がりを目指すというゲームです。
物語の舞台は新アメリカ合衆国という国のナイトシティという街です。
ナイトシティはとんでもなく治安が悪いです。
ストーリーは2部構成になっており、
1部ではVがナイトシティで成り上がるために、
色々な仕事をこなしていくのですが、
途中で大きなトラブルに巻き込まれてしまいます。
2部ではそのトラブルを解決してくために
奔走していくという内容になります。
また、物語は多少ではありますが、
自分の選択肢によって分岐し、
エンディングも複数用意されています。
僕はプレイしていくうちに主人公Vに感情移入してしまい、
選択肢を選ぶときにかなり悩んだりもしましたね。
本作はメインストーリーだけでなく、
サイドミッションなんかも、
ナイトシティのNPCとの信頼関係を深めることに繋がるなど、
個人的にはいわゆるお使いクエストのようには感じづらかったのも好感触でした。
僕の意見ではストーリーは非常におもしろかったのですが、
プレイしていて正直賛否ある内容の可能性も感じたので、
今回の評価は3.5にしました。
難易度調整
難易度は自分で選択する事ができ、
プレイ中にいつでも変更する事ができます。
ですので、とりあえずノーマルでやってみて、
難しかったら易しくしたら良いし、
もっと歯ごたえがほしい人は
難しいモードでプレイするというのも良いかもしれません。
ゲーム全体として、
序盤は主人公の能力が少ないため、
序盤のほうが難しいと感じる人が多いのではないかと思います。
後半はだいぶいろんな能力を使えるようになるため、
そうなってから難易度を上げたりしても良いかもしれません。
ゲーム性(アクション、育成要素)
ゲーム性については個人的な好みにぶっ刺さりました。
僕が気に入っている要素は以下の2点です。
- 銃だけでなく近接でもメインを張れるアクション
- 自由度の高い育成要素
まずアクションですが、
一人用のゲームとはいえ、
いわゆるFPSですから、普通のゲームであれば
銃をメインで使うことになると思います。
しかし、このゲームは近接武器だけでもクリアまでしっかりプレイする事ができます。
普通のFPSだとどうしても銃メインで、
近接は補助的な役割になりがちですが、
本作はガッツリ近接もメインを張れるんですよね。
何より僕はあんまりエイムが得意ではないので、
これまでFPSのゲームは避けていたのですが、
本作は近接メインでめちゃくちゃ楽しんでプレイする事ができました。
育成要素はかなり自由度が高く、
敵を銃で撃ち抜くだけではなく、
先程お話した近接武器であったり、
サイバー攻撃を主体とするビルドもあります。
どのビルドも一長一短があるため、
ハマってしまうと新しいデータを作って何周もプレイしたくなります。
何周もプレイするのが面倒な方も、
能力の振り直しは1周につき1回、
スキルの振り直しは無制限で何度でも出来ますので、
気軽に興味があるビルドに能力をふることが出来ますよ。
気になったところ
基本的には大ハマリし、
大きな文句もないのですが、
強いて言うならということで
いくつかプレイしていて気になったことを上げていきたいと思います。
動作が少し重い
ゲーム自体はすごいグラフィックがきれいで、
街並みを見るだけでもすごいなぁとなるのですが、
やっぱり動作は少し重ためだと思います。
といっても、PCであれば
動作環境を満たしてさえいれば、
自分の環境に合わせて
グラフィック設定を変えれば快適にプレイできます。
やっぱり最高画質でやりたいという方には
少し要求スペックが大きくなるということです。
アイテム拾うのがめんどう
これは些細なことなんですけど、
本作は敵を倒すと、
敵の一人ひとりがアイテムをドロップします。
これを拾い集めるのが個人的には少し面倒でした。
戦闘後に一気にくれたり、
一括で拾えたりすると良かったんですけどね。
荷物の重量制限がある
主人公の持っているアイテムの重さには
上限があり、それを超過すると走れなくなったりする仕様があります。
荷物は車などに預けられるため、
そんなにペナルティが大きいものではないのですが、
ふとした時に重量超過するのが面倒くさく感じてしまいましたね。
まとめ:サイバーパンクな世界観が好きな方やオープンワールドに拒絶がない方はぜひプレイしてほしい神作品。今は動作も安定している。
ということで今回はサイバーパンク2077をレビューしました。
さすがCD PROJECT REDといったところで、
個人的にはかなりハマったゲームとなりました。
サイバーパンクな世界観が好きな方や、
オープンワールドに拒絶がない方はぜひプレイしてほしいです。